AdaBio株式会社

梅エキスの効能と研究者魂から誕生した、
医療界注目の健康食品。

設立 平成14年(2002)3月
代表者 足立 太郎
所在地 高崎市剣崎町21-2
資本金 5,700万円
従業員数 13名
TEL 027-343-8601
FAX 027-343-8611
HP http://www.adabio.co.jp/
【経営革新計画のテーマ】

科学的根拠に基づく医療品等の開発

期間:平成16年3月~19年2月

梅と研究者の出会い。

 梅の産地として知られる群馬県箕郷町。AdaBio株式会社はその地で、平成14年に「有限会社日本アプリコット」として創業した。当時、医薬品開発に携わっていた研究者に、箕郷町の梅農家が梅の新たな付加価値の相談に訪れたことがきっかけだった。
 梅エキスは、昔から胃腸の調子が悪いときに飲むと効果があると言われてきた。その成分を分析してみると、がん細胞とがん細胞に味方する炎症関連細胞の死滅を誘導する有効成分があることがわかった。
 その後、製薬会社を退職した足立正一会長をはじめとした数名で、開発・商品化を目指して起業。そこで誕生したのが、健康食品の青梅加工濃縮液「ミサトール」だ。さらに研究を進めるために経営革新計画を策定した。その後、「ミサトール」は県の一社一技術にも選ばれ、さらに中川威夫奨励賞も受賞した。

建物外観 足立代表とスタッフの皆さん
(写真上)建物外観
(写真下)足立社長(右から2人目)とスタッフの皆さん
梅エキスの効能に大反響。

 梅エキスにがん細胞の死滅につながる作用があることは、試験管での実験の結果では実証されたが、なかなか臨床実験はできない。ところが、たまたま会長の家の犬が口蓋がんになったことからミサトールを飲ませてみたところ、外側からがん細胞が壊死していったという。知り合いの動物病院でも、犬や猫のがんが死滅することが実証された。
 また、ミサトールには肝機能障害を改善する効果があることも、大学病院での臨床試験で実証され、医学会等での学術発表や、権威あるがん研究専門誌でも紹介された。しかし、インターネットや、面識のある医師を通じて公立病院や私立病院の売店で販売していたが、なかなか売り上げは伸びず、財政的に厳しい状況が続いた。
 そんな中、平成22年6月、NHKの番組「あさイチ」の梅特集でミサトールが取り上げられた。がんが消滅した犬の話と肝機能の話が紹介された瞬間、電話が鳴り出し、放送が始まって15分くらいで1年間の売り上げをあげてしまった。その日のインターネットの検索ランキングでは4位になったという。その後も3カ月くらい電話が鳴りっぱなし。お陰で一息つけたそうだ。

梅エキスの分析中梅エキスの分析中
梅エキスの分析中
目標は副作用のないがん治療薬。

 梅エキスの効果は、沢山の量をとること、毎日続けるということが大事だ。そのためには飲みやすくした商品にしなくては長続きしない。また、がんの患者さんは味覚が変わり、すっぱい味が辛くなることがあるので、梅の酸味をとって甘くした商品も開発した。
 最終的には薬を作るのが目標だ。「抗がん剤は、副作用がきついので患者さんの負担はとても大変です。副作用のない梅エキスで薬が出来れば、治療しながら普通の生活を送ることができます」と足立太郎社長は言う。
 最先端の医療実験機器が置かれた会社の2階は、さながら大学の研究室のようだ。社員のほとんどが理系の研究者でもある。ここから夢のがん治療薬が誕生するのを期待したい。

ミサトールデリシャス ミサトールジーエル ミサトールエムイー 薬を作るのが夢と足立太郎代表
(写真上)ミサトールデリシャス
(写真中・上)ミサトールジーエル
(写真中・下)ミサトールエムイー
(写真下)薬を作るのが夢と足立太郎社長
取材こぼれ話

ミサトールという名前は、箕郷町の梅を使っているのでネーミングしたそうだ。ちなみに研究論文を発表するときの研究テーマはMK15だが、MKは最初に梅を持ってきた梅農家の方の頭文字、15は6月15日の頃収穫される梅に一番、有効成分が含まれているからだという。また、野生に近い箕郷町の青梅が特に良いということだ。

取材記者の目

冷たい水で薄めたミサトールをいただきましたが、甘酸っぱくてとても美味しかったです。こんなに美味しい飲み物が健康に良いとは、これこそ一挙両得というものです。

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