株式会社北関スクリーン

光の空間演出で感動を。
新しい発想で社会に、明るさと活気を届けたい。

設立 昭和48年(1973)4月
代表者 野村 雅弘
所在地 渋川市村上3752-7
資本金 1,000万円
従業員数 32名
TEL 0279-59-2255
FAX 0279-59-2533
HP http://www.hokkaninc.co.jp/
【経営革新計画のテーマ】

LED活用領域の拡大による商品販売ルートの多角化

期間:平成22年9月~27年8月

LEDの大きな可能性に着目

 サイン&ディスプレイの分野で事業を展開している株式会社北関スクリーン。主にシルク印刷、看板製作、店舗のディスプレイや内外装、またイベントや展示会の企画・設営などを手がけている。近年、売り上げの柱だったスクリーン印刷や看板の需要が減少したことから、新たな事業としてLEDに関するビジネスに着目した。
 野村雅弘社長が東京の営業所にいた10年ほど前、六本木ヒルズのイルミネーションなどLEDが注目され始めていた。しかし7年前に群馬に帰ってきた当時は、まだ群馬には情報が少なく、大手家電量販店にもLED売場はなかった。
 しかし、屋外広告やディスプレイに関しては、やがて蛍光管やネオン管からLEDに変わっていくということに確信を持ち、国道17号沿いに情報発信基地として『LEDデポ』を開設した。そして、幅広い分野に付加価値の応用が認められるLEDの大きな可能性に着目し、経営革新計画を策定した。

事務所内部の様子 看板製作
(写真上)事務所内部の様子
(写真下)看板製作
急速に進むLED化

 LEDには高輝度、省電力、長寿命という際立った特徴がある。蛍光灯の寿命が1万~1万2,000時間であるのに対して、LEDは4万~5万時間持つといわれている。一度設置してしまえば、1日の点灯時間によるが、10年後、20年後まで交換しなくていいということだ。さらに紫外線をほとんど出さない光なので、虫を寄せ付けない。コンビニなどではLED化がほとんど完了してきている。
 今、同社の主要事業となっているのは、事務所や室内照明のLED化と、なかなか見ることはできないと思うが看板内部のLED化だ。技術革新で高性能化が進むとともに、手頃な価格となり、以前より導入しやすくなった。「少し前は、LEDの看板は高いからまだいいよというお客様も多くいましたが、今は提案すれば受け入れていただける状況になりました」と野村社長は手応えを感じている。
 LEDを活用したイベントにも積極的に参入しており、冬の駅前イベントや自治体イベント、街路樹やクリスマス装飾等も設置している。最近はLEDのイルミネーションにレーザーなどを加えた光の演出も提案している。

仕事を通じて社会に役立ちたいと語る野村社長明るい光で目立つ『LEDデポ』 LED電光看板
(写真上)仕事を通じて社会に役立ちたいと語る野村社長
(写真中)明るい光で目立つ『LEDデポ』
(写真下)LED電光看板
仕事を通じて社会に役立ちたい

 経営革新の承認を受けてのメリットは、群馬テレビなどの取材で認知度が上がったこと。また、産業技術センターで行われる展示会で商品を設置したり、パンフレットを配ったりと、承認されたことで情報発信する場が広がった。今後も、県のバックアップを受けながらLED事業を加速していきたいとのことだ。
 「サイン&ディスプレイを通して、世の中に元気で明るい看板を提供してお役に立ちたい」というのが同社のポリシーだ。さらに、これからの目標として、看板やイベントだけでなく、防災や安全面の分野へのLEDの活用も考えている。業界最安のLED電光看板も発表予定。企業の事務所や工場、店舗に対しての、省エネ診断も引き続き行っていきたいとのことだ。
 LEDを柱としたサイン&ディスプレイの総合企業を目指して、同社の意欲的な挑戦は確実に進んでいる。

経営理念に立ち返ることを心がける 壁に掲げられた経営理念
(写真上)経営理念に立ち返ることを心がける
(写真下)壁に掲げられた経営理念
取材こぼれ話

国道17号線(通称:高前バイパス)沿線にある『LEDデポ』は、LEDの情報発信基地でもある。全メーカーの商品を提供しているところが特徴だ。とにかく平等に、たくさんの情報を持っていることで、使う場所やニーズによって、一番適切なものを提案できる。仕事になることよりも、情報を提供することでお客さまに喜んでいただくことが目的だという。ぜひ一度、足を運んで欲しいとのことだ。

取材記者の目

野村社長は、ご自宅がある前橋でも、商工会議所青年部のメンバーとしてまちづくりに一所懸命取り組んでいるとのこと。仕事を通じて社会のために役に立ちたいという、真面目な姿勢が印象的でした。

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