株式会社ハンプティーダンプティー

全国に直営店とフランチャイズ店を展開し、
楽しく快適で、おしゃれなライフスタイルを提案。

設立 平成5年(1993)
(旧商号、株式会社ニッキバンドル)
代表者 貫井 哲夫
所在地 前橋市青柳町198
資本金 5,000万円
従業員数 450名
TEL 027-233-8233
FAX 027-233-8235
HP http://www.humpty-dumpty.jp
【経営革新計画のテーマ】

フランチャイズモデル・研修店舗の取得と本部機能の充実

期間:平成14年7月~17年6月

郊外型店舗で急成長

 東京で雑貨店の店長をやっていた貫井哲夫社長が、前橋市の中心商店街にアクセサリーや雑貨を扱う個人経営の店舗「パーティージョーク」を開業したのは昭和57年のこと。そこからスタートして、平成5年に株式会社化、24年には創業30周年を迎えた。現在では、生活関連雑貨店として県内はもとより全国に直営23店、フランチャイズ9店、関連会社4社(平成25年現在)を構え、今や群馬県を代表する優良企業に成長した。関連会社の中には24年に県内3社目の特例子会社に認定された「株式会社リコレクト」もあり、障がい者雇用にも力を入れている。
 経営革新に取り組んだのは、主に卸売業を担っていたグループ会社の「株式会社ニッキバンドル(平成23年に物流業務を外部委託してハンプティーダンプティーに統合合併)」。
  前橋市の旧市街で営業していた同社が、郊外型ライフスタイルの店舗展開を図るため「フランチャイズモデル・研修店舗の取得と本部機能の充実」をテーマに経営革新計画を策定したのが平成14年9月のこと。同計画を実行して現在の本社と本店を取得した。ここで商品の仕入れ、接客などの基本研修に加え、マニュアル化が難しい店舗のコンセプトづくりなど、直営店はもちろんフランチャイズ店にも、きめ細かいノウハウの指導が可能となり、急成長につながった。

「心地よくカッコいい素敵な暮らしを」と、熱く語る貫井社長 経営革新支援制度を活用して取得した現在の本社と本店
(写真上)「心地よくカッコいい素敵な暮らしを」と、熱く語る貫井社長
(写真下)経営革新計画を実行して取得した現在の本社と本店
フランチャイズを広げ、全国的に店舗展開

 順調に推移してきたように見える同社だが、危機に陥った時期もあった。経営革新計画を策定してから約3年後の平成17年、知名度を上げ、店舗のコンセプトを知ってもらうにはある程度の出店が必要という考えから、郊外型の出店を一気に進めたが、投資額に売り上げが伴わず、その当時、金銭面で苦労した。
 今までのやり方にとらわれない形で社内改革を進め、郊外型独立店だけでなくショッピングセンター内へも出店範囲を広げた。さらに、経営理念の浸透と行動基準の徹底により、社員の意識改革に努めた。全員参加型で「喜びも苦労も分かち合い、チームで達成する」という経営方針で危機を乗り越えたという。
 30~40歳代の女性をメーンターゲットとした店のコンセプトが知られるようになると、顧客年齢層の高齢化に悩む百貨店から、子育て世代の顧客獲得のために出店を打診される例も出てきた。平成24年には兵庫県の老舗百貨店ヤマトヤシキ、25年には青森県の中三本店にフランチャイズ店を出店した。
 「毎日の暮らしをもっと楽しく快適に」をキャッチフレーズに、約3万アイテムの商品を取り揃えたライフスタイルショップを全国に展開している。

おしゃれな元気ママをメーンターゲットとした生活雑貨コーナー プライベートブランドのアパレル商品も人気を集めている。 屋根の上の「たまご」はハンプティーダンプティーのシンボル
(写真上)おしゃれな元気ママをメーンターゲットとした生活雑貨コーナー
(写真中央)プライベートブランドのアパレル商品も人気を集めている。
(写真下)屋根の上の「たまご」はハンプティーダンプティーのシンボル
衣食住のすべてにこだわるライフスタイルを提案

 インテリアや雑貨だけでなくライフスタイル全般の提案を目指す同社は、近年、雑貨中心の商品構成を見直し、衣料品の取り扱いを拡充した。中心顧客層である「おしゃれな元気ママ」に合わせた衣服を中心にしたプライベートブランド(PB)で、コーディネートなども提案している。
 食に関しては、子会社のリコレクトで製造するクッキーの販売のほか、平成25年4月にオープンした新前橋店には、オリジナルカフェも設けた。地産地消の素材にこだわったオリジナルジェラートが人気を博している。
 また、住宅メーカーの株式会社アルファプランと提携して、住宅の企画販売もスタートした。平成25年7月に前橋市内に「ハンプティーのお家」と称するショールームを開設。欧州の田舎住宅をイメージして、同社の扱う家具や雑貨、食器類と合わせた規格・デザインの家は、従来の型にはまりたくない家庭をターゲットにしている。
 「おもしろいと思ったことにはどんどん挑戦し、トレンドをつくりたい」という貫井社長。常に新しいことを模索しながら、衣食住全般にわたり「心地よくカッコいい素敵な暮らし」の提案で、ハンプティーファンを増やし続けている。

住宅メーカーと提携して開設した「ハンプティーのお家」 住宅メーカーと提携して開設した「ハンプティーのお家」 住宅メーカーと提携して開設した「ハンプティーのお家」 住宅メーカーと提携して開設した「ハンプティーのお家」
住宅メーカーと提携して開設した「ハンプティーのお家」
取材こぼれ話

貫井社長は熱い方で、社員のハートに火を付けるのが上手だというお話が印象的だった。社長の人間的な魅力も、同社の大きな力の一つであろう。趣味はランニングで、ホノルルマラソンにも挑戦されるとか。失礼ながら若々しい秘訣を伺うと、「PBのオールインワンクリームを毎日使っているからでしょう」との答えが返ってきた。

取材記者の目

現状にはまだまだ満足していないという貫井社長。PBをもっと充実させ、もっと良いものを作り、いつ来ても楽しめる“圧倒的な楽しさ”を提供したいとのこと。これからどんな新しい顔を見せてもらえるのか、とても楽しみになりました。

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