株式会社ミート工房かわば

本場ドイツ仕込みのハム・ソーセージと地場産食材で
川場の味を提供。

設立 平成19年(2007)10月
代表者 平野 真樹
所在地 利根郡川場村谷地2465-5
資本金 2,000万円
従業員数 22名
TEL 0278-52-3701
FAX 0278-52-3702
HP http://www.kawaba-meet.jp/
【経営革新計画のテーマ】

川場村発!手作りハム・ソーセージと地場産野菜のデリカテッセン

期間:平成22年4月~25年3月

本場ドイツが認めた味

「川場田園プラザ」は、「関東『好きな道の駅』ベスト20」で5年連続1位に選ばれており、毎年多くの観光客が訪れている。その中にある株式会社ミート工房かわばの店舗では、ドイツのデュッセルドルフで修業を積み「ゲゼレ」の資格を取得した平野真樹社長が、県産豚を中心に厳選された素材と川場村の山桜のチップでスモークした手作りハム・ソーセージを作り続けている。その品質は、本場ドイツの食肉製品コンテスト「SUFFA(ズーファ)」において、金賞、銀賞に入選するという高評価を得ている。また、店頭で食べるライブの山賊焼きは大人気だ。今後、さらに増えていくであろう観光客への製品の提供、さらに地場産野菜や県内の優れた食材をコラボさせたデリカテッセンの販売により、県内外に販路をひろげていきたいと、経営革新に取り組んだ。

道の駅川場田園プラザ内にある店舗 世田谷区から川場村に移住してミート工房を開設した平野社長 本場ドイツで数々の賞を受賞したハム・ソーセージ製品
(写真上)道の駅川場田園プラザ内にある店舗
(写真中)世田谷区から川場村に移住してミート工房を開設した平野社長
(写真下)本場ドイツで数々の賞を受賞したハム・ソーセージ製品
他店とのコラボで製品や販路が広がる

 それまでは、道の駅内にある第1工房で製造も販売も行ってきたが、駅外の場所に製造だけを行う第2工房を建設したことで、製造と販売が分離され生産量も格段にアップした。本社事務所も移転したことで、販売、製造、事務・管理のセクションに分かれて、効率よく仕事に取り組めるようになったそうだ。
 経営革新に取り組む中で、同様に経営革新に取り組む多くの仲間たちと知り合うことができたことも大きな成果だった。それぞれの製品を使った新商品の開発や、委託加工等を通し、商品の幅が大きく広がったという。さらに、東京銀座にある群馬県のアンテナショップ「ぐんまちゃん家」や、県内の大型スーパーで、仲間(企業)たちと物産展等を開いている。
 「川場の田園プラザで売れているからいいと思ってしまったら、それだけになってしまいます。経営革新計画の策定・実行を通じて、仲間や県とのつながりができることで、どんどん他の所に出て行こうという気持ちになりました」と平野社長は楽しそうに語る。

たくさんの商品が並ぶ第1工房内の店舗 大型スーパーマーケットでの物産展に一緒に出店した経営革新の仲間たち
(写真上)たくさんの商品が並ぶ第1工房内の店舗
(写真下)大型スーパーマーケットでの物産展に一緒に出店した経営革新の仲間たち
多様化する食へ向けての挑戦

 いま第2工房では、安中で昔ながらの天然醸造の製法にこだわった醤油作りをしている有田屋の醤油と、下仁田産の豚肉を使ったチャーシューを試作中だ。工房内には醤油とスモークされた豚肉の香りが漂っている。専門的な知識で新商品を開発する若いスタッフも増えてきた。さらに県内の食材を使ってどんどん新しい商品を開発していきたいとのことだ。「これからは、若い人に本場ドイツにどんどん行ってもらって技術を磨いてきてほしい」と平野社長。
 改装された第1工房では、自社のハムやソーセージと一緒に、県内の厳選された商品を販売。ライブの山賊焼コーナーでは、ハムやソーセージと一緒に地元野菜のサラダやデザートなどのデリカテッセンが味わえる。あくまでハム、ソーセージが主製品ではあるが、多様化するお客様の要望に応えるために同社の挑戦は広がっている。

店頭での実演販売で大人気の「ライブの山賊焼」 新製品の開発などにも挑戦している第2工房 新製品の開発などにも挑戦している第2工房
(写真上)店頭での実演販売で大人気の「ライブの山賊焼」
(写真中・下)新製品の開発などにも挑戦している第2工房
取材こぼれ話

伊勢崎にある大型スーパーで開催された「おいしい群馬再発見!!」と銘打った物産展。県内の小売店19店が集まって自慢の食品を実演販売する。経営計画の策定・実行を通じて知り合った仲間の呼び掛けで始まり、平成25年9月には第3回を迎えた。群馬には、全国レベルで販売される大手だけではなく、小さな店にも美味しいものがたくさんあることを、自分たちから発信していきたいという。県内各所、都内でも開催できたらなと夢が広がる。

取材記者の目

品質と味の良さはすでに折り紙つきですが、それに満足することなく、仲間とのつながりを通して外へと目を向ける平野社長の強いやる気を感じました。

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