株式会社ワーテックス

得意の液晶パネルを利用し、
最先端技術で時代の求める安全と利便性を提供。

設立 平成10年(1998)4月
代表者 安 俊典
所在地 太田市東新町32
資本金 6,500万円
従業員数 40名
TEL 0276-25-3788
FAX 0276-25-2631
HP http://www.watex-net.com/
【経営革新計画のテーマ】

高機能で低価格な大型車両後方確認支援システムの製造

期間:平成17年10月~22年9月

時代のニーズに応えたモノづくり。

 得意の液晶を使用した製品の製造販売を手がける株式会社ワーテックス。経営革新計画を策定した大型車両後方確認支援システムをはじめ、自動車関連機器を中心に製品開発を行っている。
 平成10年創業。これまで自社ブランドの製品開発を目指し、時代のニーズに応えたモノづくりをモットーに、いま何が必要か、求められているかに着目し、毎年着実に自社新製品の発売を行っている。
 創業した最初の製品は腕時計型の脈拍計で、いつでもどこでも簡単に脈拍チェックができるアイデア商品だった。ポータブルDVDプレーヤーやポータブル液晶テレビなどは大手量販店でも販売された。※いずれも現在は製造されていない。

卓越した時代を見る目と営業力を持った安俊典社長 地上デジタル浴室テレビ
(写真上)卓越した時代を見る目と営業力を持った安俊典社長
(写真下)地上デジタル浴室テレビ
高機能・多機能性と低価格が売り。

 現在の主要製品は、地上デジタル防水浴室テレビや車両関連製品だ。浴室テレビはコンパクトな7インチから業界最大級の20インチまで揃っている。車両関連製品としては、車両後方確認支援システム、ドライブレコーダー、アイドリングストップエアコン等がある。
 車の安全性に関しての製品は現在、さまざまな機器が開発・販売されているが、同社のドライブレコーダーは、「長時間録画」「鮮明な画像」「燃費分析」など高機能・多機能性と低価格が売りだ。また、カメラを使って前を走る車との距離を計測し、衝突の危険があるとアラームで警告する機器など、実用化に向けて製品化が進んでいる。
 さらに、ホテルの客室で使うタブレット型リモコンも開発した。枕元で照明や空調、換気扇の操作ができるほか、無線LANを通じてインターネットにも接続できるという優れものだ。

エコドライブ支援システム ドライブレコーダ エコドライブ支援システム ドライブレコーダ
エコドライブ支援システム「ドライブレコーダー」
設計から生産、販売まで。

 同社の強みは、設計から生産、パッケージや販売まで、大手メーカーとほぼ同じことをやっていることだ。それで性能の良いモノを安く提供できるのだ。社員は40名ほどだが、ひとりがやることが広くて多い。そのため人材育成にも力を入れている。特定非営利活動法人北関東産官学研究会や群馬大学工学部等との共同研究や交流を通し、常に最先端の技術を積極的に取り入れている。
 現在、太田さくら工業団地に新工場と太陽光発電所を建設中だ。新工場では、既存製品の他、独自開発した大型トラック向けエアコン等の生産を行う。エンジンを切った状態でも動くため、環境負荷の低減や燃料コストの削減につながるということで、これからの需要が期待される。量産体制を整えながら、大手トラックメーカーなどからの採用を目指すということだ。

車搭載後方支援システム BACKEYE 車搭載後方支援システム BACKEYE 高性能の製品を安価で提供したいと語る岡部道和取締役
(写真上・中)車搭載後方支援システム「BACKEYE」
(写真下)高性能の製品を安価で提供したいと語る岡部道和取締役
取材こぼれ話

かつては家電やDVDプレーヤーも生産していて、ヤマダ電機、ビックカメラ、ヨドバシカメラの三大家電量販店に置いていたという。そうした量販店に小さなメーカーが入り込むことは難しいが、ワーテックスという社名を知ってもらえたことが大きかったという。価格競争が厳しいため、現在は一般向けの家電は扱っていないが、機会があれば再び挑戦してみたいということだ。

取材記者の目

安社長は海外出張中で取材できませんでしたが、お話を伺った担当者からその時代を見る目と卓越した営業力を感じました。トップの存在が企業の発展に直結することを改めて感じました。

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