株式会社横田商事

ゴミを資源に。
リサイクル事業で循環型社会へ貢献。

設立 昭和57年(1982)11月(昭和10年創業)
代表者 横田 一夫
所在地 館林市足次町26-1
資本金 1,000万円
従業員数 92名
TEL 0284-72-2241
FAX 0284-72-2828
HP http://www.ecopark-yokota.com
【経営革新計画のテーマ】

リサイクル事業の拡大及び付加価値の創造

期間:平成23年8月~28年7月

資源リサイクルセンター「エコパークヨコタ」。

 館林本社のほか、太田市、栃木県足利市、埼玉県羽生市に本社を構え、8つの営業所を展開する株式会社横田商事。群馬県をはじめ茨城県、栃木県、埼玉県など北関東・首都圏を中心に、一般廃棄物、産業廃棄物、医療廃棄物の処理、掃除・メンテナンスを行っている。
 早くから資源リサイクルに関心が高かった同社は、平成17年、資源リサイクルセンター「エコパークヨコタ」を開設。集められた一般廃棄物や産業廃棄物などを同パークで徹底的に分別し、ゴミの再生資源化を図っている。
 平成23年には、経営革新計画を策定・実行し、古紙油圧ジャンボプレス機、廃プラスチック破砕機を導入した。これまで同社では、古紙やペットボトルは、収集した後、圧縮機械や破砕機械を持つ業者に持ち込んでいた。これらを自社で破砕や圧縮梱包することで運送コストの低減を図り、リサイクルが可能となった有価物として取引を行うことで、売り上げや利益の向上を目指そうというものだ。

環境に配慮した業務を行う横田社長 同社の収集車は白色 古紙油圧ジャンボプレス機で圧縮すると、重さ1トンの生成物に 古紙油圧ジャンボプレス機で圧縮すると、重さ1トンの生成物に
(写真上)環境に配慮した業務を行う横田社長
(写真中・上)同社の収集車は白色
(写真中下・下)古紙油圧ジャンボプレス機で圧縮すると、重さ1トンの生成物に
4つの機械で、ゴミを資源に。

 古紙油圧ジャンボプレス機で圧縮されたダンボールなどの古紙は、重さ1トン、1メートル四方の生成物となり、国内製紙メーカーへ販売したり、海外へ輸出されたりしている。廃プラスチック破砕機では、不純物が取り除かれたペットボトルが、あっという間に粉々となり再生可能な生成物に。400キロ入るフレコン袋に収納され、資源として出荷されている。
 「自分たちが出したゴミがどのように処理されているのか、関心を持っているお客様も多い」と話すのは、横田一夫社長だ。こうした機械を導入したことで、お客様との信頼関係もより深いものになったという。
 エコパークヨコタには、新たに加わった2つの再生資源化機械のほか、空き缶プレス機、発泡スチロール溶融機がある。発泡スチロール溶融機に、シールや紙などの不純物が取り除かれた発泡スチロールを投入すると、粘土のような成形品になる。これらは、プラスチック材としてパレットなどに再生されるという。同社では、これら4つの機械で、収集されたゴミを加工し、再生可能な原料にして出荷している。

ペットボトルを再生する廃プラスチック破砕機 ペットボトルを再生する廃プラスチック破砕機 ペットボトルを再生する廃プラスチック破砕機

ペットボトルを再生する廃プラスチック破砕機

エコアクション21認定、施設見学も受け入れ。

 環境省が定めたエコアクション21のガイドラインに基づいて、環境に配慮した経営に取り組むなど、人と自然が快適に暮らせる環境を目指し、業務を展開している同社。「どのようにゴミがリサイクルされているのか、見てもらうのが一番」と、地域の小学校などの見学なども積極的に受け入れている。また、平成25年4月から、太陽光発電ソーラーパネルを設置し、太陽光発電にも取り組んでいる。
 今後も、リサイクル事業の拡大を図っていくという同社。古紙油圧ジャンボプレス機は、月間2,000トンほど処理できる能力があるというが、フル稼働には至っていないという。横田社長は、「エコパークヨコタの施設をフル回転できるように、取引先を拡大していきたい」と今後の抱負を語っている。

エコパークヨコタの外観 空き缶プレス機 空き缶プレス機 足利本社の外観

(写真上)エコパークヨコタの外観
(写真中上・下)空き缶プレス機
(写真下)足利本社の外観

取材こぼれ話

まじめにコツコツ。これが同社のポリシーだ。朝礼時はもちろん、さまざまな会議の中でも、全員で「まじめにコツコツやろう」と唱和しているという。同社のゴミ収集車を見ても、このコツコツ精神が感じられる。どの収集車を見てもピカピカに清掃されている。しかも車体の色は白。「いかにもゴミ屋さんの車では駄目。きれいな収集車の方が気持ちいい」という横田社長の言葉が印象的だった。

取材記者の目

エコパークヨコタを見学。ゴミがリサイクルされる瞬間を目のあたりにしました。ここでは「ゴミがゴミで終わらず、資源になっている」と改めて実感し、感動を覚えました。

ページの先頭へ ホームへ